リフォームとリノベーションの違いって何?図解で目的とメリット・デメリットを解説

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家の改修を検討している人
家の改修を検討している人

リフォームとリノベーションって何が違うの
それぞれのメリット・デメリットは?
具体的な進め方も紹介してほしい!

イエ活編集部
イエ活編集部

リフォームとリノベーション、この2つの言葉には明確な違いがあります
今回はそれぞれの意味や違い、メリット・デメリットなどをまとめました。
業者選びのポイントや施工計画の立て方など、リフォーム・リノベーションの進め方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

「リフォーム」と「リノベーション」はよく聞く言葉ですが、その違いをはっきりと説明できますか?実は、この2つの言葉には明確な違いがあります。この記事では、リフォームとリノベーションの意味や違い、それぞれのメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

この記事でわかること

リフォームは家の一部を改修すること、リノベーションは建物全体を改修すること

・リフォームのメリットは低コストで家の一部を改善できること、リノベーションのメリットは間取りの変更や最新設備の導入など、思い切った改修ができること

リフォーム・リノベーションの成功は業者選びにかかっているので、価格や実績に加え、対応の丁寧さやアフターフォローの体制もチェックすることが大切

リフォームとリノベーションの違い

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リフォームは部分的な改修、リノベーションは大規模な改修という違いがあります。工事の規模や目的、費用、期間などの面で、それぞれ特徴があります。

リフォームとリノベーションの違い①:目的の違い

リフォームとリノベーションでは、目的に違いがあります。

リフォーム
⇒元の状態に戻す。原状回復のこと

リノベーション
⇒新規に作り変える。アレンジのこと

リフォームの主な目的は、古くなった設備を新しくしたり、使いにくい場所を改善したりすることです。例えば、崩れた瓦や外壁の補修や、壁紙の張替えなどがリフォームになります。

一方、リノベーションは建物全体の価値を高めることが目的です。間取りを大きく変更したり、デザインを一新したりして、現代のライフスタイルに合わせた空間づくりを目指します。本来あった壁を取り外すことで部屋を広くするなど、建物の用途を変更することもあるでしょう。

リフォームとリノベーションの違い②:工事の規模の違い

リフォームとリノベーションでは、工事の規模が大きく異なります。リフォームは、キッチンやお風呂など、家の一部を改修する程度です。一方、リノベーションは建物全体を大規模に改修します。

リフォームは住みながら工事ができることが多いですが、リノベーションは引っ越しが必要になる場合もあるでしょう。工事期間も、リフォームの方が短くて済むことが多いのです。

リフォームとリノベーションの違い③:費用の違い

リフォームとリノベーションでは、かかる費用にも大きな違いがあります。

一般的に、リフォームの方が費用は抑えられるでしょう。部分的な改修なので、数十万円から数百万円程度で済むことが多いのです。

一方、リノベーションは大規模な工事になるため、数百万円から数千万円かかることもあります。ただし、建物の状態や工事の内容によって、費用は大きく変わります。

リフォームとリノベーションの違い④:施工期間の違い

リフォームとリノベーションでは、工事にかかる期間も異なります。リフォームは比較的短期間で終わることが多いでしょう。キッチンやお風呂など、一部屋の改修なら、数日から1週間程度で終わることもあります。仮住まいなどに移動せず、住みながら工事ができるのも特徴です。

一方、リノベーションは大規模な工事になるため、期間も長くなります。1か月から数か月かかることも珍しくありません。工事中は住めなくなる場合が多いので、その間の住まいの確保も必要になるでしょう。

リフォームとリノベーションの違いによるメリット・デメリット比較

リフォームリノベーション_画像

リフォームとリノベーションには、それぞれメリットとデメリットがあります。費用や工期、生活への影響など、様々な観点から比較することが大切です。自分の目的や予算に合わせて、どちらを選ぶか慎重に検討しましょう。

リフォームのメリット・デメリット

・低コストで可能
・工期が短い

・大規模改修ができない

リフォームのメリットは、比較的低コストで住まいの一部を改善できることです。工期も短いので、生活への影響も少ないでしょう。

一方、デメリットとしては、大規模な改修ができないことが挙げられます。間取りを大きく変えたり、家全体のデザインを一新したりするのは難しいです。

また、部分的な改修なので、地盤を補強するなど根本的な改善は期待できないかもしれません。それでも、予算や時間に制約がある場合は、リフォームが適しているでしょう。

リノベーションのメリット・デメリット

・建物全体を改修できる
・最新設備の導入が可能

  • コストがかかる
  • 工事中は家に住めない場合もある

リノベーションのメリットは、建物全体を大きく改善できることです。間取りの変更や最新設備の導入など、思い切った改修が可能です。

一方、デメリットとしては、高額な費用がかかることが挙げられます。また、工事中は家に住めなくなる場合が多いのも難点です。それでも、古い家を自分好みにつくり変えたい場合は、リノベーションが適しているでしょう。

リフォーム・リノベーションの進め方

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リフォームやリノベーションを成功させるには、計画的に進めることが大切です。予算や希望する内容を明確にし、信頼できる業者を選ぶことがポイントです。また、工事中や完成後のチェックも忘れずに行いましょう。

初めてのリフォーム・リノベーションガイド

まずはリフォーム・リノベーションをする前にどんな暮らしがしたいか、イメージを描きましょう

次に、予算を決めます。無理のない範囲で計画を立てるのがポイントです。複数の業者から見積もりをもらって具体的な予算を検討しましょう。工事内容や期間、保証などをよく確認してください。

また、工事中の生活への影響も考えておく必要があります。段取りよく進めれば、理想の住まいづくりが実現できるでしょう。

リフォームの種類によっては自治体から補助金が出る場合もあります。下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

業者選びのポイント

リフォームやリノベーションの成功は、業者選びにかかっています。まず、複数の業者から見積もりをもらいましょう。

価格や実績だけでなく、提案内容や対応の丁寧さ、アフターフォローの体制もチェックしましょう

また、契約前には工事内容や期間、保証内容などをよく確認することをおすすめします。

施工計画の立て方

施工計画を立てる際は、まず工事の全体像を把握しましょう。業者と相談しながら、具体的なスケジュールを決めていきます。

工事の順序や期間、必要な準備などを確認します。また、工事中の生活への影響も考えておく必要があります。

騒音や断水などが予想される場合は、近隣への配慮も忘れずに。予期せぬトラブルに備えて、余裕を持ったスケジュールを組むのがコツです

完成後のチェックポイント

工事が完了したら、細かくチェックすることが大切です。

まず、当初の計画通りに仕上がっているか確認しましょう。壁や床に傷やムラがないか、設備の動作に問題がないかもチェックします。

最後に保証書や取扱説明書なども忘れずに受け取りましょう。何か気になる点があれば、すぐに業者に伝えることが重要です。

まとめ

リフォームとリノベーションは、住まいを快適にする有効な手段です。目的や予算に応じて、適切な方法を選びましょう。

計画段階から業者選び、施工、完成後のチェックまで、しっかりと準備することが大切です。専門家のアドバイスも活用しながら、理想の住まいづくりを実現しましょう。

きっと、新しい暮らしが待っているはずです。家族みんなで、快適な住まいを楽しんでください。

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