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社内報のテーマ・ネタの見つけ方30選

社内報のテーマ・ネタの見つけ方30選

内報を継続発行するうえで最も多い悩みが「次の号、何を載せるか」です。
毎回同じような内容になってしまい、読者の関心が下がるという声も少なくありません。
そこで今回は、社内報の企画や特集に使えるネタを30パターンに分けて紹介します。
目的別・シーン別に整理しているので、自社のフェーズに合ったテーマ選びに役立ててください。


目次

経営メッセージ・方針共有に関するネタ

経営層やマネジメントの考えを伝える記事は、社内報の核となる部分です。
経営の背景や意思を、社員の言葉で理解できる形にすることで、組織全体の方向性が共有されます。

  • 経営計画や新方針の背景インタビュー
  • 代表・役員のメッセージ連載
  • 部門責任者による事業方針紹介
  • 新規事業立ち上げレポート
  • 経営会議トピックスの要約

これらの記事は形式的になりがちなので、できるだけストーリー性を持たせると読まれやすくなります。


社員紹介・キャリアストーリー

社員を主役にした記事は、読まれる確率が最も高いカテゴリーです。
社内コミュニケーションの活性化や、エンゲージメント向上にもつながります。

  • 新入社員インタビュー
  • 部署メンバー紹介(人となり中心)
  • 異動・昇進者のコメント特集
  • キャリア転換のストーリー(例:営業→人事)
  • 「私の仕事道」コーナー(業務の裏側紹介)

複数人のインタビューをまとめる「クロストーク」形式も人気です。


現場レポート・部門特集

会社全体の理解を深めるうえで欠かせないのが現場取材です。
オフィス・工場・店舗・海外拠点など、普段見えない場所を紹介することで、社員同士の距離が縮まります。

  • 部署や拠点の現場ルポ
  • 工場・店舗の日常風景
  • 海外拠点スタッフのインタビュー
  • プロジェクトチームの裏側紹介
  • 他部署との連携ストーリー

現場の写真を多く掲載することで、読者の滞在時間を伸ばす効果もあります。


組織文化・理念浸透に関する企画

企業理念や行動指針を、社員の言葉で再解釈するような記事は、文化醸成に欠かせません。
抽象的な言葉を、具体的なエピソードで表現するのがポイントです。

  • 企業理念をテーマにしたエピソード集
  • 社長のビジョンを現場で実践している社員紹介
  • 「社是・行動指針を体現する人」シリーズ
  • 経営理念を語る座談会
  • 社内イベントでのエピソード紹介

理念を「語る」だけでなく、「体現している事例」を拾うことが効果的です。


社員参加型・双方向コンテンツ

読者の参加を促す企画は、社内報の読了率を高めます。
アンケートや投稿を活かすことで、読者が「自分ごと」として関われるようになります。

  • 社員アンケート(例:今年の一文字)
  • 社員が撮影した写真投稿コーナー
  • 社員おすすめの本・映画紹介
  • 社員の休日スナップ
  • クイズ・社内豆知識コーナー

投稿が増えるほど、記事の更新コストを分散でき、運用が持続しやすくなります。


チーム・プロジェクト紹介

成果を出したチームやプロジェクトの紹介は、成功体験の共有に役立ちます。
学びを全社で広げることで、次の取り組みの質が向上します。

  • プロジェクト成功事例
  • チームリーダーインタビュー
  • 社内表彰者紹介
  • 改善提案・イノベーション紹介
  • 顧客満足度向上の裏側

定量的な成果だけでなく、苦労や工夫を交えたストーリーが共感を生みます。


福利厚生・制度・社内イベント関連

制度や取り組みをわかりやすく伝える企画は、社員への浸透に効果的です。
堅い説明だけでなく、実際に使っている社員の声を交えると伝わりやすくなります。

  • 新制度・福利厚生の紹介
  • 社内イベント・表彰式のレポート
  • 社員旅行や懇親会のスナップ
  • ボランティア・CSR活動報告
  • 社内勉強会や研修のレポート

イベントや制度を「楽しそう」「役立ちそう」と感じてもらうことがポイントです。


季節・時事・社外トピックを取り入れた企画

旬の話題や季節感を盛り込むことで、毎号に変化と軽やかさを出せます。
堅い記事が続く号には、あえてやわらかいテーマを挟むと読者の離脱を防げます。

  • 新年度・年末の特集(目標・抱負)
  • 季節のイベント特集(春の健康、夏の安全対策など)
  • 社会トレンドを踏まえた業界解説
  • 読書・映画・音楽特集
  • 社員のおすすめランチ紹介

季節企画は写真との相性が良く、ビジュアル面のアクセントにもなります。


社内報ネタを発想するコツ

  1. 経営課題から逆算してテーマを考える
  2. 社員アンケートで「知りたいこと」を収集する
  3. 他社の社内報や広報誌を参考にする
  4. SNSの社内コミュニティから話題を拾う
  5. 過去号を分析して読まれた記事を再構成する

ネタ探しは「新しいものを生み出す作業」ではなく、「すでに社内にあるストーリーを拾う作業」です。


まとめ:社内報のネタは社内に眠っている

社内報の企画は、特別なアイデアを考えるよりも、日常業務の中にある出来事をどう切り取るかが重要です。
どんな企業にも、成長や挑戦、感謝のストーリーが存在します。
社員一人ひとりの言葉や行動を丁寧に拾い上げ、読者が共感できる記事として形にしていきましょう。

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