株式会社STSデジタル

社内報制作を外注するメリット・費用相場

社内報制作を外注するメリット・費用相場

社内報は継続的な発行が求められる一方で、企画・取材・デザイン・編集など多くの工程が必要です。
そのため、社内だけで対応しきれず「外注を検討したい」という企業も少なくありません。
この記事では、社内報制作を外注する際のメリット、依頼先の種類、費用相場を整理して解説します。


目次

社内報を外注するケースが増えている理由

社内報の発行は一見シンプルに見えても、実際は想像以上に工数がかかります。
次のような課題を抱える企業では、専門会社への外注が効果的です。

  • 担当者が他業務と兼任で時間が取れない
  • 社内にデザインや編集の専門スキルがない
  • 企画のアイデアがマンネリ化している
  • クオリティを安定させたい
  • 新しくデジタル社内報を立ち上げたい

外注は「丸投げ」ではなく、社内と制作会社が協働する形が理想です。


社内報制作を外注するメリット

外部の制作会社に依頼することで、以下のような利点があります。

  1. 専門ノウハウの活用
     経験豊富な編集者・ライター・デザイナーによる制作で、完成度が向上します。
  2. 客観的な視点を得られる
     社内の空気に慣れた担当者では気づかない「伝わる切り口」を提案してもらえます。
  3. スケジュール管理が効率化
     定例スケジュールが確立され、発行の遅れを防ぎやすくなります。
  4. 制作コストの見える化
     工程ごとに見積もりが明示されるため、社内工数を比較しやすくなります。
  5. 継続発行の仕組みを整えられる
     テンプレート化・体制構築の支援も受けられ、長期的に安定した運用が可能です。

外注の主な依頼先タイプ

種別特徴向いている企業
広報・制作会社企画〜編集〜デザインまで一括対応初めて社内報を立ち上げたい企業
デザイン会社紙面・ビジュアル重視既に企画がある企業
編集プロダクション取材・執筆の品質重視社内コンテンツを充実させたい企業
フリーランス(ライター・デザイナー)小規模・短納期案件に柔軟対応号単位・部分外注を希望する企業
デジタル社内報ツール提供会社CMSやアプリと制作をセットで提供Web型社内報を検討している企業

依頼先によって得意分野や料金体系が異なるため、目的に応じた選定が必要です。


社内報制作の費用相場

社内報制作費は、媒体の種類・ページ数・発行頻度によって大きく変わります。
以下は一般的な目安です。

項目紙社内報(8〜12P)デジタル社内報(Web)
企画・構成5〜15万円5〜15万円
取材・執筆3〜5万円/記事3〜5万円/記事
撮影3〜10万円/回3〜10万円/回
デザイン10〜25万円/号10〜20万円/テンプレート
校正・編集5〜10万円5〜10万円
印刷・納品30〜60万円/回
システム利用料月額3〜10万円

1号あたりの総額目安:

  • 紙社内報:約60〜120万円前後
  • デジタル社内報:約30〜80万円前後(構築費除く)

コストを抑える工夫

  • 社内で取材・原稿を担当し、編集・デザインのみ外注する
  • 写真を社内撮影に切り替える
  • テンプレート化したデザインを継続利用する
  • 定期契約にして単価を抑える

費用を削るだけでなく、「継続しやすい体制」をつくることが結果的にコスト効率を高めます。


外注時に確認すべきポイント

  1. どこまで社外に任せるか(企画・取材・編集・デザイン)
  2. 担当ディレクターやライターの実績
  3. 納品形態(印刷 or データ)と著作権の扱い
  4. 修正対応や再利用の可否
  5. デジタル社内報の場合はシステム連携の有無

発注前に「どの工程を社内で担うか」を明確にすると、見積もり比較がしやすくなります。


社内報外注の進め方(基本フロー)

  1. 発行目的・ターゲットを明文化
  2. 企画内容・希望ボリュームを整理
  3. 数社に見積もりを依頼
  4. 提案内容と制作体制を比較
  5. 契約・スケジュール確定
  6. 制作・取材・デザイン
  7. 発行・納品・次号計画へ

定期的な制作会議を通じて、次号の改善ポイントを共有すると、品質が安定していきます。


まとめ:外注は“発行の安定化”を実現する手段

社内報を外注する最大の目的は、「発行を止めない仕組み」を作ることにあります。
自社の強みと外部の専門性を組み合わせることで、企画力と発行スピードの両立が可能になります。
社内で完結しようとせず、必要な部分だけを柔軟に委託することが、長く続く社内報の鍵です。

関連サービス

社内報の企画から取材・デザイン・発行まで、専門チームが一貫対応します。
サービスの詳細はこちら
https://sts-d.com/lp/company-newsletter-service/

目次