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ホームページ制作の費用相場は?種類・依頼先別の目安と内訳をプロが解説

ホームページ制作の費用相場は? 種類・依頼先別の目安と内訳をプロが解説

ホームページ制作を検討する際、最も大きな悩みとなるのが費用の不透明さです。制作会社によって見積金額に数百万円の差が出ることも珍しくありません。この記事では、2026年現在の市場状況に基づき、ホームページの種類ごとの適正相場や、依頼先によってなぜ費用が変わるのかという構造的な理由を詳しく解説します。

1. ホームページの種類別・費用相場一覧

ホームページ制作の費用は、目的や機能、そして制作工程のボリュームによって大きく変動します。まずは代表的な種類ごとの目安を確認しましょう。

ホームページの種類相場(目安)制作期間主な目的・特徴
LP(ランディングページ)10万〜60万円2週間〜1ヶ月商品販売・お問い合わせ獲得に特化
コーポレートサイト(小)30万〜100万円1ヶ月〜2ヶ月名刺代わり・会社情報の掲載
コーポレートサイト(中〜大)100万〜500万円以上3ヶ月〜6ヶ月ブランディング・採用・集客の強化
ECサイト(ネットショップ)50万〜500万円以上3ヶ月以上商品販売・決済機能の実装
オウンドメディア50万〜300万円2ヶ月〜4ヶ月情報発信による集客・ファン化

2. コーポレートサイトの規模別詳細

企業の顔となるコーポレートサイト(ホームページ)は、規模によって想定されるページ数や機能が以下のように定義されます。

小規模ホームページ

  • 相場:30万円〜100万円
  • 想定ページ数:5〜10ページ
  • 主な構成:トップページ、会社概要、事業内容、お知らせ、お問い合わせ
  • 特徴:既存のテンプレートを活用し、デザインのカスタマイズ範囲を限定することでコストを抑えます。情報を整理して掲載することが主目的となります。

中規模ホームページ

  • 相場:100万円〜300万円
  • 想定ページ数:15〜30ページ
  • 主な構成:小規模サイトの構成に加え、サービス詳細(複数)、実績紹介、採用特設ページ、社員インタビューなど
  • 特徴:独自のオリジナルデザインを採用し、競合他社との差別化を図ります。WordPress等の更新システムを導入し、自社で施工事例やブログを更新できる仕組みを構築するのが一般的です。

大規模ホームページ

  • 相場:300万円以上
  • 想定ページ数:50ページ以上
  • 主な構成:多言語対応、IR情報、拠点検索、会員専用ページ、大規模な製品データベースなど
  • 特徴:徹底した競合調査やユーザー体験(UX)設計に基づき、戦略的に構築されます。プロのカメラマンによる撮影やライティングが含まれるほか、社内システムとの連携など高度な技術実装を伴うケースが多くなります。

3. 依頼先によってホームページ制作費が変動する理由

同じ制作内容でも、依頼先によって金額が大きく異なるのは、以下の3つの要素が影響しているためです。

人員体制とバックアップの有無

フリーランスの場合、一人の制作者がデザインからコーディングまで全工程を担うため、固定費が抑えられ安価になります。一方、ホームページ制作会社の場合はディレクター、デザイナー、エンジニアといった専門家がチームを組みます。役割を分担することで品質を担保し、担当者が不在でもプロジェクトが止まらない体制を維持するためのコストが含まれています。

周辺領域へのサポート範囲

単に「言われた通りにページを作る」だけなのか、それとも「成果を出すための戦略」まで踏み込むのかによって工数が変わります。制作会社、特に大手になるほど、制作前の市場分析やターゲット設定、制作後のSEO対策やアクセス解析といった周辺領域のサポートが手厚くなります。

信頼性と品質保証

法人が運営する制作会社は、契約の透明性やセキュリティ基準の遵守、損害賠償保険への加入など、発注側のリスクを低減するためのコストを支払っています。また、数年後のメンテナンスを継続的に依頼できる安心感も、費用の差として現れます。


4. 依頼先別の比較表

それぞれの依頼先の強みと弱みを整理しました。自社の予算と目的に照らし合わせて検討してください。

比較項目フリーランス中小制作会社大手制作会社
費用(安さ)
制作スピード
提案・戦略性
サポート体制
信頼・継続性
  • ●:非常に強い
  • ○:標準的
  • △:個別に依存
  • ✕:期待しにくい

5. 見積書に含まれる主な内訳項目

ホームページ制作の見積書を正しく理解するために、一般的な項目とその意味を把握しておきましょう。

  1. ディレクション費:全体の進行管理、情報設計、ワイヤーフレーム作成費用。総額の10〜20%が目安です。
  2. デザイン費:トップページや下層ページのビジュアル制作。スマホ対応のデザインも含まれます。
  3. コーディング費:デザインをブラウザで表示できるようにプログラムを組む作業。
  4. CMS構築費:WordPress等の更新システムを導入・設定する費用。
  5. 維持費(ランニングコスト):サーバー代、ドメイン代、SSL証明書費用、定期的な保守管理。

まとめ

ホームページ制作の費用は、単なる作業量だけでなく、その裏側にある品質保証や戦略立案の深さによって決まります。まずは「何のためにホームページを作るのか」という目的を明確にし、それに適した規模と依頼先を選ぶことが、結果的に最もコストパフォーマンスの良い選択につながります。