株主優待を導入するメリットは、企業の知名度や製品認知度の向上、投資家の裾野拡大、安定株主の確保などが挙げられます。
「株主優待の商品の受け取り方が知りたい」「おすすめの銘柄はどれ?」などさまざまな疑問や不安がある方が多いでしょう。
今回の記事では、株主優待の限定商品の受け取り方やメリットとデメリット、おすすめの銘柄を紹介していきます。
株主優待目的で投資を始めようと考えている方は参考にしてください。
株主優待限定の商品が欲しい時どうすればいい?
株主優待限定商品が欲しい場合は、株主なりに限定商品を得るだけではなく、メルカリやヤフオクで購入することが可能です。
ただし、メルカリやヤフオクなどは出品制限があるので注意が必要です。
メルカリやヤフオクで購入する
株主優待の限定商品はメルカリやヤフオクでも購入可能です。
株主優待限定商品を手っ取り早く入手できる購入手段になります。ただし、自分が欲しいと感じた時点で買えるとは限りません。
また、株主優待に対する規制が厳しくなってきているため、今後は購入できなくなる可能性が高いです。
規制に引っかからないために、自分が購入しているサービスの最新情報を追っておくのがおすすめです。
株主になり限定商品を得る
メルカリやヤフオクなどは、株主優待限定商品を受け取るための最短の方法です。ただし、株主になり限定商品を得るのが一番効率が良いでしょう。
メルカリやヤフオクは、それぞれ出品できる商品が限定されているので、理想の商品を購入するのは困難です。
一方、株主になると規制がないので、権利確定日まで株を保有していれば限定商品を得ることができます。結局、正規の方法で限定商品を手に入れるのが一番効率が良い方法です。
そもそも株主優待とは?
そもそも株主優待ってどんな制度なの?と感じている方がいるかもしれません。まず、株主優待について解説していくので参考にしてください。
株主優待とは?
株主優待とは、株を購入してくれた方に対して自社商品やサービスなどの優待品を送る制度です。なお、株主優待は任意の制度なのでほとんどの会社は実施していません。
主にお米や金券、優待券などが対象になっていることが多く、選べるようにバリエーション豊かにそろえている企業もあります。
企業にとっては、株式をすぐに売却されるよりも長期的に保有してもらったほうが嬉しいのが本音です。
昨今では、株主優待取得のために必要な株数が減少したため、入手しやすくなった銘柄もあります。
株主優待をもらうにはどうしたらいい?
株主優待をもらうためには「権利確定最終日」までに株主である必要があります。
実際には、株主優待の権利付与に2営業日かかるので、権利確定最終日より前に株主になっておくのが条件です。
では、株主になるにはどうしたらいいのでしょうか。難しいと感じるかもしれませんが順番に解説していきますので、ぜひ挑戦してみましょう。
購入のタイミング
株主の購入タイミングは権利付最終日までに株式を購入する必要があります。株主として権利を得る前に、以下の用語を押さえておきましょう。
権利確定日…株主優待の権利が確定する日
権利付最終日…株主優待の権利が得られる最終日
権利落ち日…購入しても株主優待が受けられない日
たとえば、権利付最終日が27日で権利確定日が30日だとします。その間は、権利落ち日です。
つまり、権利付最終日の27日までに株式を購入し、30日まで保有していれば、株主優待の権利が獲得できます。
ただし、権利確定日は企業によって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
保有株数
株主優待を獲得するためには、株式の保有数も関係してきます。企業によって異なりますが、ここではB-R サーティーワン アイスクリーム株式会社IR情報を一例として紹介します。
100株以上…1,200円相当
500株以上…1,800円相当
1,000株以上…3,000円相当
5,000株以上…6,000円相当
上記のように、株主優待は条件によって優待内容が異なることがあります。あらかじめ、購入する株式の保有条件を確認しておきましょう。
保有年数
株主優待を受けるためには、株式を保有している期間も条件になっている銘柄も存在します。保有年数を設けている一部の企業を紹介します。
オリックス…3年以上継続保有でカタログギフトの内容がランクアップ
イオン…1,000株以上を3年以上継続して保有でイオンギフト券を進呈
JT(日本たばこ産業)…100株以上を1年間以上継続保有で自社グループ商品を進呈
企業からすると、中長期的に投資してくれる株主のほうがありがたい存在です。そのため保有年数に応じた報酬を設定することで、長い付き合いを目標にしています。
保有している銘柄の保有状況も確認しておきましょう。
株主優待でもらえるもの
株主優待で受け取れる商品やサービスは、主に以下のものが挙げられます。
それぞれ紹介していくので、自分にとってどの優待であればメリットが大きいのかを判断する参考にしてください。
投資先企業の商品
投資先の企業が贈呈・販売している商品を受け取れる可能性があります。銘柄によっては、関連している企業が展開する商品などが対象の場合があります。
上記のように内容は企業によって異なり、食品からクッズまで幅広い優待を受けることができます。
日清食品ホールディングス…グループ会社製品詰め合わせ
全国保証…特産品などの商品
ただし、食品会社でも食品を優待商品の対象にしていないケースもあります。優待内容は事前に確認しておきましょう。
投資企業が手がけるサービス
投資先の企業が手がけているサービスを受けることができる場合もあります。
B-R サーティワン アイスクリーム…電子ギフトカード
ANAホールディングス…プレミアム株主割引運賃
上記のように、多くは食品券や宿泊券、交通機関の回数券などです。投資先の企業が手がけているサービスを無料や優待価格で受けることができます。
また、ANAホールディングスでは交通機関の割引だけではなく提携ホテルの優待も行なっているようです。このように、連携会社の優待を受けられるケースもあります。
割引券や招待券
割引や招待券のように、投資先の企業が手がけるサービスや商品をよりお得に購入できるようになるケースがあります。
日本マクドナルドホールディングス…商品割引券
東宝…映画株主招待券
株主になることで、株主限定イベントへの招待や一般公開されていない施設へ招待されるなど、投資先の企業特有の株主優待を受けられる場合があります。
また、リリース前の施設で遊べる優待もあるので、随時チェックしておくのがおすすめです。
株主優待のメリット
株主優待を提供することで、事業内容に直接触れてもらえる機会を設けることができるので、ファンを増やすきっかけになります。
また、商品やサービスを優待として提供すれば、コストを抑えながら宣伝ができるメリットもあります。
もちろん株主も商品やサービスを体験できるので、今後の投資の判断材料になるのでお互いに大きなメリットがあります。
株主のメリット
株主優待は株主側にとって、以下3つのようなメリットがあります。
株主のメリットは、投資先企業の商品やサービスを体験できることです。
実際に投資先企業の商品やサービスを体験すれば、企業に対する満足度や期待感が高まります。また、多くの商品やサービスを体験していると、その内容が新たな投資先の判断材料になります。
保有している株数に応じてサービスの内容がアップグレードされるケースもあるので、投資のほかにも楽しみも得られます。
会社の経営に参加可能
株式を保有している方は株主総会に参加し、保有している株式数に応じて議決権を使うことができます。
議決権とは、株主が会社への出資を通じて経営に参加する権利のことです。
つまり、株主総会に参加すれば会社の経営に関わることができるようになります。
たとえば、3分の1超えの株を所有していた場合は重要事項の特別議決の拒否、2分の1超えを所持すれば取締役の解任・選任などで経営権の取得が可能になります。
また、銘柄にもよりますが議決権はインターネットでも行使できるようです。
配当金を得ることができる
配当金とは、企業が出した利益の一部を保有している株数に応じて受け取れる現金のことです。
株式を保有することで剰余金分配請求権、つまり配当金を受け取れる権利を獲得できます。配当金は、株式を保有し続けている間受け取ることができます。
ただし、株価が下がってしまった場合は配当金が支払われなくなるリスクがあります。
配当金は、年に数回分配されますが企業によって異なります。また、所持している株数によって分配される金額も異なるのであらかじめ確認しておきましょう。
株主優待制度がある
先述しましたが、株主になると株主優待制度を受けることできます。
株主優待制度は、上場企業の4割が導入しています。
株主優待制度を受けるには、その企業が定める権利確定日までに一定の条件を満たして株主として登録されている必要があります。
年に数回、株主限定商品やサービスが受けられるので人生の楽しみが増えることでしょう。
企業側のメリット
株主優待は企業側にとって、以下3つのようなメリットがあります。
株主優待で株主を満足させることができれば、長期的な保有が見込めるようになります。また、自社製品の宣伝にもなりあわよくば株主を増やせるきっかけにもなるでしょう。
安定的に株主を確保できる
株主優待で株主の満足度を向上させることができれば、安定的に確保できるようになります。
株主優待目的で投資している株主は、株主優待の廃止などが無い限り離れる可能性は低いです。そのため、金融機関を利用しなくても運営資金の確保ができるようになります。
ほとんどの企業で内部資金を使用して運営するケースがありますが、それだけでは足りない場合があります。安定した株主を確保できていれば、金融機関から借りずに費用を賄うことが可能です。
自社製品の宣伝ができる
株主優待を導入することで、自社製品の宣伝に繋がります。株主優待目的で投資している株主は意外といるものです。投資家の間で商品が有名になれば宣伝になり売上にも貢献できます。株主がユーザーになりやすい株主優待は、外食系や小売業の割引券などです。
また、自社製品を株主優待にすることで、金券などと比べるとコストを抑えながら優待品を提供できます。
低コストで宣伝ができるので、株主優待は企業のメリットと言えるでしょう。
株主を増やせる
株主優待があることで企業に興味を持った投資家が投資をしてくれるようになるため、株主を増やすきっかけにもなります。
株主が増えると、軍資金の確保などもできるようになります。
また、株価形成の点でも安定感が高まり、より多くの株主に優待を提供できるなどのサイクルが生まれます。
株主優待のデメリット
株主優待を実施すると、株価低下のリスクや費用がかかります。
また、用意した商品が投資家にはささらず、宣伝にすらならない可能性もあります。
株主視点では、倒産リスクをケアしながらお金をかけなくてはいけません。どちらも株主優待を利用する場合、コストがかかってくるデメリットがあります。
株主側のデメリット
株主優待のデメリットには、以下3つがあげられます。
優待を受けるためには株を購入する資金が必要です。また、投資した企業が倒産する可能性もあるので、容易に決断できるものではありません。
また、どの企業も元金の補償ができないのでリスクのある投資といえます。
投資する金額が高め
株主優待を受けるためには、各企業ごとに設定されている最低投資金額以上の投資が必要です。
株式を購入する際、最低売買単位が決められており、1単元(最低売買単位)は100株単位となっています。
つまり、株価が1,000円だった場合、最低購入株数が100株なので1,000×100で100,000円が必要です。
株価だけではなく、最低投資金額もチェックしましょう。
倒産する可能性がある
株主優待を受けるために投資しても、企業が倒産する可能性があります。
会社自体が倒産してしまうと、購入した株は価値がなくなってしまいます。倒産した企業の株からはなにも戻ってきません。
ただし、清算といって企業が残っている資金をなるべく多く返済にあて、最終的に残った財産を持ち株数によって分配する場合もあります。
企業によっては清算しないケースもあるので、必ず戻ってくるわけではありません。
企業が倒産してしまうと購入した株自体に価値がなくなってしまう点に注意しましょう。
元金の補償ができない
株への投資は、元金の補償ができません。
ここで言う元金は、投資したお金(企業に貸したお金)のことを指します。
株式の購入は投資のため、購入した時よりも株価が下回ってしまうと利益が出ません。
たとえば、100株を100,000円で購入しても、1株あたりの値段が100円になってしまったら10,000円しか回収できません。
株式市場では、株価を安定させること自体難しいので、投資は自己責任で行いましょう。
企業側のデメリット
企業側のデメリットとしては、莫大なコストが挙げられます。
株主優待が対象になる投資家が増えるに連れて、コストが上がります。
自社製品で優待しているといっても、株主が数万名となれば話は別です。商品の用意だけではなく、梱包などの人員コストもかかります。
数万から数十万以上の投資家を抱える企業は、あらかじめ優待制度にかかるコストの計算をする必要があります。
株主になるために投資する際の注意点
株主になるために投資する際の注意点は以下の通りです。
株主になるためには、最低限のリスクヘッジが必要です。それぞれ解説していくので、損失額を出さないためにも把握しておきましょう。
少額から投資を始める
投資する際は、できるだけ少額で投資を始めるようにしましょう。
特に初心者のうちは投資先を決める判断もままならないので、多額のお金を投資しても失う可能性が高いです。まずは、少額投資で投資の感覚をつかむところから始めるのが大切です。
最近では、100円から投資できるサービスもあります。従来は多額の資金が必要という認識がありましたが、少額投資が可能になったことで資金が少ない若者でも投資しやすい環境になっています。
余裕資金を充てる
投資経験があっても、できるだけ余裕資金を充てるようにしましょう。基本的に投資は、運用資金と生活費に分けて、最低でも生活できるだけのお金は確保しておきます。
生活費まで資産運用に使ってしまうと自分の生活が苦しくなってしまいます。投資経験者であっても損失はでるものです。
余裕資金で運用することで、最低限の損失で抑えることができます。
投資経験が豊富でも余裕資金で運用するのがおすすめです。
取引でのルールを決めておく
株式投資では、自分なりにルールを決めておきましょう。
一つの銘柄に投じる上限金額や株数、損切りラインや利益確定のタイミングなど、投資の経験が多くなるほど判断できるようになっていきます。ただし、どんな投資家でも最安値や最高価格を予想できる人はいません。
また、自分が決めたルール以外の行動をしてしまうと、損失額が大きくなる可能性があります。たとえば、損切りラインを超えたのに値上がりを期待してしまいそのままにしておくと、企業が倒産してしまうといったこともあります。
自分が決めたルールは必ず守るようにしましょう。
自分で情報を集め、投資判断する
株式投資に限らず資産運用では、自分で情報を集めて投資する判断をするようにしましょう。
インターネット上には、投資に関する情報をまとめているサイトが多くあります。そういったサイトでは企業の決算ニュースなどがチェックできるので、売買のタイミングを見計らう判断材料になるでしょう。
また、証券会社では定期的に無料投資セミナーをおこなっています。経験豊富な専門家から有益な情報を入手でき、自分が不安に思っていることも質問できます。
最初はニュースを見ても判断できないかもしれませんが、だんだんできるようになってくるので回数を重ねましょう。
株主優待での限定品が人気の企業12選!
最後に、株主優待での限定商品が受け取れる人気の企業を12個紹介します。
日用品なども受け取れる企業を紹介しているので参考にしてください。
サービス・割引
企業が運営しているサービスや商品を株主優待にしている企業を紹介します。
それぞれお得なサービスを提供しているので、投資先の参考にしてください。
東映アニメーション(4816)
東映アニメーションは、プリキュアやワンピースなどを放映している企業です。
・版権事業や商品販売事業などを国内外に幅広く展開
・1948年当時の最新技術を備えた日本初のアニメスタジオ
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 3月31日 |
もらえる商品・サービス | 限定デザインを含んだQUOカード4枚 |
東映アニメーションでは、担当イラストレーターが限定デザインしたQUOカードを受け取れます。
昔ながらのアニメや最新アニメのイラストが記載されているので、アニメが好きな方におすすめです。
イオン(8267)
イオンは、全国的に展開している大型ショッピングモールです。さまざまなブランドが店を展開しており人々の娯楽としても利用されています。
・大型ショッピングモールを全国的に展開
・地域の復興などに資金を利用している
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 8月末・2月末 |
もらえる商品・サービス | イオンカード |
イオンでは、お店で利用できるイオンカードを配布しています。保有株式数でイオンカードの金額が変動します。
家の近くにイオンがありよく買い物する方は、さらにお得に買い物できるのでおすすめです。
GMOインターネットグループ(9449)
GMOインターネットグループは、仮想通貨取引所や銀行などお金に関わる事業を展開している企業です。
・幅広い金融関係の事業に参戦
・海外にも展開している
株主優待回数 | 年2回 |
優待の権利確定月 | 6月・12月 |
もらえる商品・サービス | ・GMOインターネット株式買付手数料キャッシュバック ・対象取引の売買手数料キャッシュバック ・GMOインターネットグループのサービス利用料割引 |
GMOインターネットグループでは、サービスを利用した料金の割引が優待になっています。
GMOクリック証券で投資をしている方は買付手数料や売買手数料のキャッシュバックを受けられるのでおすすめです。
食べる・飲む
続いて、飲食関係の企業で株主優待を受けることができる企業を紹介します。
日常の食生活を豊かにしてくれる人気企業ですが、どんな優待を受けることができるのでしょうか。
日清食品ホールディングス(2897)
日清食品ホールディングスは、主に食品関係に携わっている企業です。
・さまざまな食品事業に取り組んでいる企業
・地域の復興などに資金を利用している
株主優待回数 | 年2回 |
優待の権利確定月 | 3月末・9月末 |
もらえる商品・サービス | ・製品詰め合わせ ・ひよこちゃんオリジナルグッズ |
日清食品ホールディングスの人気キャラクターであるひよこちゃんのオリジナルグッズが優待で受け取ることができます。
製造している商品も提供してくれるので、日清食品が好きな方におすすめです。
アサヒグループホールディングス(2502)
アサヒグループホールディングスは、ビールを中心とした酒類、飲料、食品のさまざまなブランドを世界中に展開している企業です。
・商品やサービスを通じて人と自然・コミュニティ・社会との繋がりを支援
・日本・欧州・オセアニア・東南アジアを中心に展開
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 12月31日 |
もらえる商品・サービス | グループ商品詰め合わせ |
アサヒグループホールディングスでは、グループ会社の商品を詰め合わせた優待を受けることができます。
ビール飲料が好きな方にはおすすめです。
あじかん(2907)
あじかんは、一本の卵焼きからはじまった食品メーカーです。
・現代社会の中食を中心に事業展開
・海外に日本食を展開するために巻寿司教室を海外で営業
株主優待回数 | 年2回 |
優待の権利確定月 | 3月末・9月末 |
もらえる商品・サービス | 自社製品 |
あじかんは、卵焼きを中心とした食品を展開しヘルスフードを提供しています。
あじかんの卵焼きを世界に展開するためにアメリカやカナダ、オセアニアなど広く展開しています。
日本食を中心としている企業なので、興味がある方にはおすすめです。
日用品
日用品関係の株主優待を受けることができる企業を紹介します。
生活に欠かせないものですので、使いやすい商品を提供してもらえると生活が豊かになるかもしれません。
日本製紙(3863)
日本製紙は新聞紙や紙ストローなど、生活であったら便利な商品を展開している企業です。
・紙で利用できる日用品を展開
・電力の安定供給に貢献するエネルギー事業の強化に努める
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 3月末 |
もらえる商品・サービス | 家庭用品詰め合わせ |
日本製紙では、製造した家庭用品詰め合わせを株主優待で受け取ることができます。
基本的に紙を使った商品を作成していますが、それ以外にも、サランラップや電気関係に精通しています。
環境に優しい事業展開に共感し、日用品を受け取りたいという方におすすめです。
ゼリア新薬工業(4559)
ゼリア新薬工業は、1955年に設立され、医薬品や化粧品などさまざまな事業展開を見せている企業です。
・健康にフォーカスした製品の開発
・一人でも多くの方に健康になってもらうをテーマに活動
株主優待回数 | 年2回 |
優待の権利確定月 | 9月・3月 |
もらえる商品・サービス | 自社グループ製品 |
ゼリア新薬工業では、開発した商品を株主優待として受け取ることができます。
商品は、ヘパリーゼWやコンドロサポート、化粧品のイオナやイオナRなどがあり、自分にあった商品を選択できます。
普段から健康や身なりが気になっている方におすすめの投資先です。
コクヨ(7984)
コクヨは、人々の生活がよりよいものになるため、ブリッジフォースマイルやモリウミアスなどへコクヨ製品の寄付をおこなっています。
・筆記用具全般を網羅
・子供たちが虐待などで親を頼れない場合に自立支援に取り組む団体へ寄付
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 12月末 |
もらえる商品・サービス | ・自社グループ商品 ・社内外のWell-beingの向上 ・WORK & LIFEの基盤である地球を守るための活動 |
コクヨでは、ノートやペンなどの文房具関係の株主優待を受けることができます。
そのほかにも、Well-beingとWORK & LIFEに寄付できる選択肢もあります。
団体への寄付やコクヨ製品が欲しい方におすすめです。
その他
上記で紹介したジャンル以外にもさまざまな商品を提供している企業があります。
コストがかかっておりコアな方が好むような優待ですが、気になる方は参考にしてください。
タカラトミー(7867)
タカラトミーは、主に子供用のおもちゃの開発に力を入れている企業です。
・子供用おもちゃの事業を展開
・海外でも人気のトランスフォーマーやベイブレードにも力を入れている
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 3月末 |
もらえる商品・サービス | 特別企画の「リカちゃん」「トミカ」 |
タカラトミーは、昔から子供から人気のあるリカちゃんやトミカを特別企画で限定商品として受け取れます。長い期間愛されてきたおもちゃの開発に携われるきっかけになるでしょう。
タカラトミー製品が好きな方におすすめの株式会社です。
コマツ(6301)
コマツは創業から100年の老舗。鉱山や森林、産業で使われる機材を開発、製造している会社です。
・「人が乗らない」選択肢
・人々が住みやすいまちづくりを目標にしている
株主優待回数 | 年1回 |
優待の権利確定月 | 3月末 |
もらえる商品・サービス | オリジナルミニチュア(非売品) |
コマツは、オリジナルのミニチュア(非売品)を株主優待で提供してくれます。
主に私たちが豊かに暮らせるように、現場のあらゆるニーズを汲み取りサービスを提供しています。
生活環境改善への寄付や工業関係で使われる企業に興味がある方におすすめの企業です。
まとめ
今回の記事では、株主優待の限定商品の入手方法について解説しました。
ほとんどの企業が自社商品を株主優待で提供しているので、満足できる優待を受けられるでしょう。
ただし、株主優待は全ての企業が実施しているわけではありません。
株主優待目的で投資するのであれば、公式サイトで記載されている情報を元に投資先を決めるようにしましょう。
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