着物買取のトラブルを防ぐには？　実際の事例とその対処法まで紹介します！

着物買取でのトラブルは本当にあるの？

着物買取で悪質な詐欺にあったらどうしよう…

着物買取でトラブルを回避するための注意点は？

着物買取の業者にいらない着物を買取してもらいたいけど、「安すぎる金額で買い取られたりしないか」「悪質な詐欺にあったらどうしよう…」など、着物買取でのトラブルがあったらどうしようと不安に感じている方はいませんか？

着物買取の際に、悪質な買取詐欺に遭わないためにはどうしたらいいか、トラブルに巻き込まれない安全な取引をしたいという方に向けて下記を紹介しています。

• 悪徳な着物買取業者とのトラブル事例
• 悪質な着物買取業者の事例・口コミ
• トラブルに遭わないためには？
• 着物買取おすすめ業者紹介

この記事では、着物買取を安全に利用できるように、実際にあった悪徳な買取業者とのトラブルをもとに、その対処法や注意点について紹介しています。

そもそも悪質な着物買取業者って居るの？

そもそも悪質な着物買取業者は実在するのでしょうか？
結論から言えば、残念ながら悪質な着物買取業者は実在します。悪質な着物買取業者に良心などは一切なく、ありとあらゆる手段であなたの大切な着物を奪い取ろうとしてきます。

その具体的な例として、国民生活センターには以下のような相談が多数寄せられていましたのでご紹介します。

「突然、不要なアクセサリーを買い取ると業者が訪問してきた。50点以上の指輪やネックレス等を安価で買い取られたが、返してほしい。」
「高齢の母宅に業者から電話があり、その後訪問して貴金属類を安価で買い取って行った。母はクーリング・オフしたいと言っている。」

≪引用≫国民生活センター

国民生活センターにはこういった口コミが後を立たず、例年およそ6,000件もの相談が発生しています。

≪国民生活センターによせられた相談件数≫

このように国民生活センターには悪質な被害を受けたという相談が多数寄せられています。

それだけに、着物を買いとってもらうには「悪質な手口に引っかからない方法」や「悪質な手口に遭遇した時の対処法」、そして何より「優良企業探し」というものが重要になってきます。

悪質な着物買取業者とのトラブル事例

悪質な着物買取業者から実際に受けたというトラブルの事例について紹介していきます。

• 押し買い
• 抱き合わせ買取
• 買い叩き
• 返送時の汚れ
• 持ち逃げ

押し買い

着物買取問わず多発している「押し買い」について紹介します。
「押し買い」というのは「押し売り」の逆の意味を持つ言葉で、売る気のない人に対して査定を行い、強引に買取を行うというものです。

着物買取では主に訪問買取で行われる手口で、買い取るまで帰らないなど相手にプレッシャーを与えるなどして、相手が冷静な判断が出来ない状況まで追い込んで買取を強要するものです。

特に一人暮らしの女性や高齢者であれば、見知らぬ人が自宅に居座るだけでもプレッシャーに感じることも多いはずです。

それを示すように、「押し買い」は女性や高齢者が多く狙われる傾向があります。
国民生活センターに寄せられた相談のうち「全体の8割が女性」、「全体の7割が高齢者」となっています。

≪参考　国民生活センター≫

抱き合わせ買取

着物買取業者で行われている「抱き合わせ買取」について紹介します。抱き合わせ買取というのは、着物と同時に貴金属などの金品を同時に買い取りを行うといったもので、この言葉自体に悪い意味はありません。

ですが、着物買取では悪い意味で使われることが多く、その理由として「着物買取が口実で、本命は貴金属の買取にある」というところが挙げられます。

「不要な着物を買い取りますよ」と自宅に押しかけ、「貴金属類を見せて欲しい」と強請っては強引に買取をされてしまうという悪質な事例が多数発生しています。

国民生活センターには「貴金属はないと伝えたら大声で怒鳴られ、怖い思いをした」といった相談も寄せられていて、時に恐怖心をあおるような手段も行われています。

≪引用　国民生活センター≫

買い叩き

着物買取業者で行われている「買い叩き」について紹介します。
「買い叩き」とは、商品の本来の価値に対して大幅に安い値段で購入されてしまうといったもので、着物以外の貴金属等についても同様に行われています。

「本来の価格の10分の1程度の値段で買い取られてしまった」、「処分扱いで0円引き取り」といったケースで横行していて、「押し買い」や「抱き合わせ買取」と合わせての悪質な手口となっています。

買い叩きが行われる原因として、「業者が安く仕入れたい」「査定員に目利きする能力がない」といったケースがあります。

時に古物商許可証を所持していないのにも関わらず査定をしているというケースもあるので要注意です。

返送時の汚れ

査定に出したはいいものの、提示された査定額に満足できず、返送をお願いした時に汚されて帰ってきたという事例があります。

着物の汚れは当然着物の価値を下げてしまいますし、クリーニングするにも費用がかかってしまいます。

特に着物に関しては思い入れのあるものも多いと思うので、査定に出しただけで汚されて帰ってくるなんて心情的にも嫌になりますよね。

持ち逃げ

最も最悪なケースとして、査定に出したまま着物が持ち逃げされてしまったというケースがあります。

いつまで待っても相手からの査定結果の連絡が来なくて、「連絡を取ろうと思っても連絡先がない！」なんて事態まであります。

悪質な着物買取業者の事例・口コミ

うちの祖母宅に押し買いしにくる人らが押しかけてきたとき、祖母はあまりの怖さに着物を売っちゃったんだけど、あの着物はどこかの古着屋さんにでも出回ってるのかなあとたまに胸を痛める

引用元：Twitter

押し買いは女性や高齢者を対象にすることが多く、今回の口コミについても狙われたのは高齢者でした。

女性や高齢者の恐怖心をあおり強引に買取を成立させる手口はあまりに悪質で、こういった場合は警察や国民生活センターに相談しましょう。

また、見ず知らずの相手を家に招き入れる以上一人で対応する場面も望ましくなく、家族や友人と対応しましょう。

押し買い、実家母も以前経験した
亡き祖母の着物を引き取りに来てもらったら、着物は古すぎて引き取れない、何か宝石時計アクセサリーはないかとしつこく聞き、祖母の箪笥を勝手に漁ったとか（大事なものは何も入ってなかった）
高齢ご両親のいる方
不用品を売りたい方はご注意くださいね。

引用元：Twitter

被害事例としてはやはり高齢者宅が多く、中には勝手にたんすを漁られたなんていう犯罪行為まで口コミで発見できました。

悪質を通り越して完全な犯罪行為で、こういった場合は迷わず警察を呼びましょう。

うちのばあちゃんが押し買いにあった
着物買い取りって押しかけてきて貴金属を無理やり買うって二束三文の金額置いて持っていった
ちなみに着物は全部置いてった
クソが！

引用元：Twitter

押し買い・抱き合わせ・買い叩きと、悪質極まりない事例の口コミが発見できました。着物を口実に貴金属を出させておきながら、出て来た貴金属を無理やり買い叩くという信じられない業者です。

着物買取のトラブルに遭わないためには？

悪質な着物買取業者との間で発生するトラブルについて紹介しましたが、どれもこれも悪質で、「じゃあ買取なんてしたくない」と思っている人も多いかと思います。

ですがご安心ください。たしかに買取業者の中には悪質な業者も数多くあるのは事実ですが、抑えるべき注意点を抑え、適切な業者選びをすれば買取にかかるリスクはなくなります。

「着物の買取をしたいけどトラブルに巻き込まれるのは嫌！」というそんなあなたのために、以下の3項目で対策を作りました。

• 事前に準備すべきこと
• 査定時にすべきこと
• トラブル時の対応

事前に準備すべきこと

トラブルに遭わないために事前にすべきことについてご紹介します。

• 相場を把握しておく

相場を把握しておく

着物を不当な値段で買い取る「買い叩き」に遭わないためには、自分自身買い取って貰う着物の相場を把握しておくことが重要です。

着物買取業者の公式HPには買取実績として着物の相場が記載されているので、断るときの判断材料になります。

また、一部企業ではLINEで写真を送ることで目安の査定額を送ってくれる「LINE査定」といった簡易な査定も行っているので、こちらも利用して相場を把握することをおすすめします。

>>LINE査定｜福ちゃん

査定時にすべきこと

トラブルに遭わないために査定時に行うべきことについてご紹介します。

• 一人では買取しない
• 録音する

一人では買取しない

着物の訪問買取は一人では行うべきではありません。特に、国民生活センターによれば悪質着物買取業者の標的は女性や高齢者です。

女性や高齢者については、必ず友人や家族と行うようにしましょう。

録音する

万一に悪質業者と当たってしまった時は、ボイスレコーダーで会話を録音しておくことが効果的です。

押し買いの実態を証拠としておさえることが出来れば、不当に持ち帰られてしまった場合でも取り返す手段に成ります。

トラブル時の対応

もしトラブルに遭ってしまった時の対応法についてご紹介します。

• 国民生活センターに連絡
• クーリング・オフ

国民生活センターに連絡

悪質な業者に出会ってしまった場合は国民生活センターに相談することがおすすめです。国民生活センターへの相談は無料ですので、泣き寝入りせず立ち回りましょう。

特に、商品を取り戻したい時ほど早期に連絡しましょう。業者の手元から離れてしまえば、もう追う手段はありません。

クーリング・オフ

クーリング・オフは特定商取引法に含まれている、法で定められた返品制度です。売却が完了してから8日以内であれば申込によって売却を無かったことにできますので、商品を取り戻したいと思った時にはこの制度を利用することをおすすめします。

>>クーリング・オフについて｜バイセル　

>>クーリング・オフってなに？｜国民生活センター

安全な着物買取業者の選び方

着物買取でトラブルに遭わないためには企業選びが最も重要です。着物買取業者には悪質な業者が多いのは残念ながら事実です。ですがその中でも信頼と実績のある企業を選ぶことが出来れば買取の際にトラブルが起きる可能性は低くなりますし、起きたとしても誠実な対応に期待できるでしょう。

• 凸アポ業者には注意
• 大手企業を選ぼう
• 専門性の高い業者を利用しよう
• 口コミから選ぼう

凸アポ業者には注意

大前提として、大手の優良買取業者はテレビや広告等からの顧客流入源を持っているので、ユーザーに直接テレアポや、急な訪問をしたりするケースは少ないです。

それだけにテレアポや急な訪問をしてくる業者は悪質である可能性が高く、買取依頼をすることは避けることをおすすめします。

大手企業を選ぼう

着物買取業者を選ぶときは大手企業を選ぶのがもっとも堅実で確実です。

というのも、大手企業が押し買い等をしてしまうと会社のイメージ等失うものがあまりにも大きいため、強引な買取はしてきません。

また、万一不本意な買取をされてしまった時は落ち着いて本社に連絡を入れるようにしましょう。買取の大手企業は必ず誠実な対応を返してくるはずです。

専門性の高い業者を利用しよう

業者を選ぶときには、着物の専門業者を選ぶようにしましょう。

リサイクルショップ等では買取品目の中に着物を扱っているところもありますが、その場合は着物に対しての専門知識を持っていないことが多いです。

そうなると適切な買取価格を提示されることは難しく、時には安く買い叩かれてしまうこともあります。

相手に悪意は無いとしても、思い出の着物が安い金額の提示を受けたらショックですよね。

ですので、着物を査定に出すときには着物買取を専門で扱っている会社を選択するようにしましょう。

口コミから選ぼう

買取業者を知るうえで、実際に体験したユーザーの生の声で選ぶというのは非常に重要です。

公式サイトだけでは判断し辛い買取相場やスタッフ対応などを調べることが出来ます。

大手買取業者であれば、口コミを検索すればすぐに出てきますので、探すのも難しくなく、逆に口コミの無い会社は不審と思って良いでしょう。

その際の口コミ探しは、Twitter等のSNSなどレビューサイトがおすすめです。

着物買取おすすめ業者紹介

着物買取業者には事実として悪質な業者も多いです。ですがその中でもやはり信頼と実績を積み重ねた安全性の高い業者は存在します。

今回紹介する3社はどれも大企業で、社会的信頼を得ている企業です。大企業であれば今回紹介したような悪質な買取を行うことは無いといっていいでしょう。

着物買取業者を選んでいる人は、迷ったらぜひ以下の企業で査定してみてはいかがでしょうか？

バイセル【着物買取】

バイセルは、着物以外にも様々な商品の買取を行っている企業です。女優の木村佳乃さんを起用したCMで知られていて、他社以上に厳正なコンプライアンス順守体制が敷かれているため非常に安心・安全な取引を行うことができます。

弊社では、お客様への不正・不当な取引を行わないための、
査定員の監視を目的としたコンプライアンス専門部署を設置しております。
コンプライアンス部署では、下記の項目を遵守しております。

コンプライアンスについて｜バイセル

決裁コール

査定商品のご売却を了承頂き、売買契約を行う前には必ずコンプライアンス専門部署がお客様と直接お話をさせていただき、契約内容の確認や意思をお伺いした上で契約締結の可否を判断いたします。万が一お客様がご納得されていないと判断した場合、査定員の判断でお客様と契約を行うことはございません。

フォローコール

査定員がお客様宅を退出後、コンプライアンス専門部署よりお客様へ了承を頂いた上でお電話させていただきます。出張査定についてのお客様の率直なご意見をお伺いし、査定員の法令遵守活動、及びお客様の満足度実態調査を弊社代表取締役に報告いたします。

クーリングオフ

お客様の大切な商品は弊社商品保管用ルームにて、8日間徹底管理のもと大切に保管し、受付から商品返品対応まで責任を持って対応しております。

>>バイセルの着物買取について詳しく紹介している記事はこちら

バイセルの取引の流れ

バイセルでの出張買取の一連の手続きについて紹介します。

1.WEBもしくは電話で問い合わせ、査定の予約を取る。

バイセルでは、当サイトおよび弊社広告（TVCMを含む）をご覧になり、電話・メールでお申込み頂いたお客様のみを対象に査定のご予約を承っております。まずは、専用フリーダイヤル（0120-542-668）までお電話ください。

引用：バイセル　出張買取

2.査定員の訪問・自宅での査定

質の高い査定スキル・ビジネスマナー・コンプライアンス遵守の徹底など、弊社が設定した厳しい基準をクリアした査定員がお客様の大切なお品物を丁寧に査定いたします。

引用：バイセル　出張買取

3.ご成約後の契約内容の確認・お支払い

査定完了後、弊社査定員が提示した買取金額にご納得頂いたのち、ご契約内容の確認を行います。
ご成約後の契約内容にご納得いただけましたら、その場で現金をお受け取りいただけます。

引用：バイセル　出張買取

4.フォローコール

査定員がお客様のご自宅から退出ののち、弊社お客様相談室のスタッフからお電話にて査定状況について簡単なヒアリングさせていただきます。査定員を前に言いづらいことや気になった点など、どんなことでも構いませんのでご意見をお聞かせ下さい。

引用：バイセル　出張買取

福ちゃん【着物買取】

福ちゃんは、着物のほか貴金属等様々な商品の買取を行っている企業で、中尾彬さん、池波志乃さんを起用したCMで知られています。他の業者で取り扱いの無い喪服を扱っているという特徴も備えています。

>>福ちゃんの着物買取について詳しく解説している記事はこちら

福ちゃんの取引の流れ

福ちゃんでの出張買取の一連の手続きについて紹介します。

1.WEBもしくは電話で問い合わせ、査定の予約を取る。

お電話・メールにて買取依頼のご予約を承っております。オペレーターがお客様のご要望をお伺いし、適切なご案内をいたしますので、まずはお気軽にお問合せください。査定のみのご依頼も大歓迎です。

引用：福ちゃん　出張買取

2.査定員の訪問・自宅での査定

買取希望のお品物を丁寧に査定し、買取価格をご提示させていただきます。買取価格にご納得いただけない場合はお断りしていただいて大丈夫です。出張、宅配、店頭買取のページでさらに詳細な流れをご紹介しています。

引用：福ちゃん　出張買取

3.成約･お支払い

買取価格にご納得いただければ、買取契約書にご記入いただき、その場で現金にてお支払いさせていただきます。

引用：福ちゃん　出張買取

ザ・ゴールド【着物買取】

ザ・ゴールドは、着物以外にも貴金属や宝石類、時計棟を中心に買取を行っている企業です。梅沢富美男さんを起用したCMで知られています。

>>ザ・ゴールドの着物買取について詳しく紹介している記事はこちら

ザ・ゴールドの取引の流れ

ザ・ゴールドでの出張買取の一連の手続きについて紹介します。

1.メールもしくは電話で問い合わせ、査定の予約を取る。

まずは、フリーダイヤルまたは下記のメールフォームよりお申込みください。
フリーダイヤル：0120-355-525　(年中無休/9時～18時まで)
お電話またはメールにて、訪問日時を調整させていただきます。
ご成約の有無にかかわらず、出張料・査定料などの費用は一切いただきませんのでご安心ください。

引用：ザ・ゴールド　出張買取

2.自宅に訪問

ご訪問当日、または前日に訪問者より確認の電話をさせていただきます。
その際にお品物や査定に関する疑問点がありましたら、担当者にお申し付けください。
日時、場所、天候等によってお伺いできない場合がございますので、
その際は宅配買取をご案内させていただきます。

引用：ザ・ゴールド　出張買取

3.出張査定

私たちがお客さまのご自宅を訪問し、査定させていただきます。
査定時には、古物営業法により、ご本人さま確認証（運転免許証、マイナンバーカード、特別永住者証明書、運転経歴証明書など）のご提示が必須となっております。
査定は、店頭買取と同様に「親切・丁寧・明快(わかりやすい)」をモットーに、一点一点、丁寧に査定させていただきます。

引用：ザ・ゴールド　出張買取

着物買取のトラブルまとめ

着物買取業者の悪質な手口から、その対処法についてご紹介しました。

着物買取業者は国民生活センターに多くの相談が寄せられてしまうほどに悪質が業者が多く、それだけに出会わないための対策や、出会ってしまった時の対応方法をよく知っておく必要があります。

着物は思い入れのある人も多いと思うので、雑に扱われてしまったり安く買い叩かれてしまったりしたら気分も最悪になってしまいますもんね。

そして何より重要なことは、業者選びで外さないことです。

電話や訪問で買取の営業をかけられたりすると、どうしてもその企業を手直に感じてしまい、依頼したくなる気持ちは分かりますが、そこはぐっと堪えましょう。

電話や訪問でアポを仕掛けてくる会社には悪質なものが多く、優良とされている着物買取の大手企業はそういった営業方法は取っていません。間違いなく悪質業者と考えてしまって問題ありません。

着物の買取をお願いするなら、やっぱり社会的信頼のある大手企業に依頼するのが最も安全で確実な選択肢です。